【報告】2006/03/04〜05
学校づくり・学校評価・教職員評価討論交流集会 基調報告（まとめにかえて―憲法・教育基本法改悪を許さぬとりくみに全力を）
まとめにかえて―憲法・教育基本法改悪を許さぬとりくみに全力を
「参加と共同の学校づくり」と「教職員評価・学校評価」押しつけをゆるさぬとりくみをテーマに述べてきました。述べてきた根底には、憲法・教育基本法の思想と精神があると考えています。冒頭に申し上げたように、憲法・教育基本法改悪をめぐって、とりわけ、教育基本法改悪法案国会提出をめぐって、かつてない緊迫した情勢に、私たちは直面しています。憲法・教育基本法を学校教育に具体化する教育課題としての「子ども参加・父母共同の学校づくり」と、当面する最大の力を傾注するべき運動課題としての、教育基本法改悪法案国会提出阻止のたたかいを、車の両輪としてかたくむすびあわせ、全力をあげようではありませんか。
国会情勢は、日々変転し、激動しています。しかし、この激動そのものが、数の上では圧倒的多数であり、このうえなく安定しているように見えた小泉政権が、実は、国民的基盤をもたない、きわめて不安定な政権であることを事実で示しています。また、財界の思惑を背景とした「２大政党制」づくりが、いかに国民的要求からかけはなれたものであるかを事実をもって示しています。
世の中を変えるのは、主権者国民です。教育を変えるのも主権者国民です。父母・国民のみなさんとともに、教育を、学校を変えましょう。その力は、国民の中に、教職員の中にしっかりとたくわえられています。
いまこそ、この力を教育課題に、運動課題に、全面的に発揮するときです。全国各地、地域草の根からのとりくみを全力をあげてすすめよう、ということを最後に訴えて基調報告といたします。２日間の熱心な討論、交流を心からお願いいたします。
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