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【行動】2006/12/13 
教育基本法改悪法案の強行を許すな12・13緊急集会に4500人!【発言� �

【発言】前田 美那子 婦人民主クラブ 
 
 ただいまご紹介いただきました婦人民主クラブは、憲法と教育基本法が公布される前に産声をあげました。60年と7カ月目に入った団体です。いろいろ訴えたいことがありますが、2つだけお話します。
 私たちは憲法と教育基本法を誇りに思って守り続けてきました。そしてみなさんとともに学んできた団体です。ですから今回の教育基本法の改悪を聞き、「この灯を消してはならない」と怒りに燃え上がっています。そして私たちの仲間は、この改悪の動きが出始めた頃から、「これはたいへんだ。再び教育勅語に変わるのではないか」との不安に襲われました。私の属している支部では、教育勅語を体験している人が過半数を占めており、そこで私たちが知っていることを伝えていかなければならないと思いました。
 教育勅語、国民学校の時代には、担任の先生の言うことを良く聞き、絶対に泣いてはいけない、「もしアメリカの落下傘部隊が降りてきたら…」と死に方まで教えられた教育でした。そういう教育が今の政治化のトップの発言の中で見え隠れしています。私たちはこういう時代に返してはならない、絶対に許してはならないと思っています。この3年間、学びながら広報で全国に発信してきました。
 ただ私たちの経験になかったことがあります。全国一斉学力テストです。文科大臣は「学力向上のために」と何度も発言しています。しかし、東京では悲しいことが起こっています。学力テストの学校の成績を発表してしまいました。一番悲しんでいるのは子どもです。成績の悪かった学校の子どもは、部活で他の学校に行くと馬鹿にされています。クラスでも点数の低い子はおのずと分かってしまいます。いつも点数の低い子は、重圧がかかって夢も希望も無くしている。学力テストをやって子どもを点数で縛る、そういう痛みを知らない人たちを許せません。
 子どもの未来を決定する教育基本法の改悪を、国会の多数の力で決めてしまうなんていう暴挙は絶対に許せません。どうかみなさんいっしょにくい止めるためにがんばっていきましょう。

 
 
 
 




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