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【行動】2006/09/26 
≪ 福 井 ≫ 県教育長「教育基本法を生かした行政をすすめたい!」

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福井県教育長(左)と懇談する全教キャラバンの岡田副委員長(日高教委員長)と杉浦中執

 9月25日、早朝から福井駅前宣伝を行いました。「もうひとつの日本闘争本部」作成の紙ふうせんを含め、ビラの受け取りもよく、駅からの通勤、通学客の注目を集めました。
 岡田愛之助日高教委員長、杉浦洋一全教中執、吉田隆福井高教組委員長が訴え、福井高教組、福井労連などから20人が行動に参加しました。
 

県教育長「教育基本法は大切」

 9時から福井県の西藤正治教育長へ要請行動を行い、「教育基本法の改正は慎重にし、学校と教育に生かすこと」を訴えました。
 これに対し教育長は、「現行教育基本法のもとで、教育基本法を重視し、生かした教育行政をすすめることは大切。教育基本法は大切な法律であるから国民的に十分議論することが必要」と回答しました。
 その後、福井高教組の宣伝カーと2台で分かれて宣伝し、高校や障害児学校のある地域を重点的にまわり、組合員を励ましました。
 

鯖江市教育長「国民的議論を!」

 続いて、慎重審議すべきとの市議会決議をあげた鯖江市の今立善教教育長と懇談。教育長は、「教育基本法は教育の憲法というべき大事な法案。十分な国民的な論議が必要だと私も議会でも答弁しました。矢継ぎ早の教育改革の中で教育現場が振り回されている。みなさんの要請の趣旨を受け止めたい」と述べました。
 

敦賀市教育長「問題点を県民に知らせてほしい」

 敦賀市の吉田勝教育長は、敦賀市の市民と子どもたちの実態を語りながら、「政治の右傾化が心配。教育基本法を大切にしたい。改正案のどこが問題か広く県民に知られていないので、高教組にはぜひがんばって問題点を県民に知らせてもらいたい。格差などが広がり、学力の二極化が進行していることが心配」と語りました。
 あらためて地方には子どもたちのことを真剣に考えている教育長がいることや、地元に根ざして、教育長と教育論議をし、期待されている高教組の存在がひかる要請となりました。




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