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【行動】2006/09/13 
≪ 山 口 ≫ 教育基本法全国キャラバンがスタート

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写真は岩国での宣伝行動(8月21日)

 9月13日、「子どもと教育をまもる山口県民会議」による教育基本法全国キャラバンがスタート。
 13日は周防大島町の教育長、柳井市では教育長、上関町では町長、教育長と懇談を行いました。
 14日は田布施町で教育長と教育次長が対応し、光市では教育長と学校教育課長、下松市では教育参事と学校教育課長、周南市では学校教育課長を訪問しました。地元民商や革新懇とともに県民会議の代表は、教育基本法改悪案に反対し、学校と社会に生かすことを求めることを要請、教育問題に関して懇談をしました。県民会議からは福江代表、石田事務局長(山口県高教組 書記次長)とともに、高退協会長、地元民商や革新懇も要請行動に参加をしました。
 県民会議は、「一人ひとりを大切にし、人格の全面的調和的な発達をめざす、教育基本法は憲法の理想を実現する普遍的な理念を打ち出している」と訴えました。憲法99条の憲法尊重擁護の義務をふまえ、教育行政として関係機関への働きかけを要請しました。
 また、格差社会が問題にされている中で、教育基本法の原点に返ることが必要と、政治によって教育が支配されないよう、あらためてお願いしたいと訴えました。
 山口の県自治体キャラバンは引き続き、9月19日、21日、22日と県内をめぐります。
 

私たちも慎重審議を!〜町長・教育長などのはなし〜

【周防大島町】「入り江ごとに小学校があった。いま、子どもが少なく学校の統廃合もかかえているが、効率ばっかり考えて統合するわけにはいかない。三位一体改革で財源がないことも困っている。学校規模の基準は国基準ではなく、大島の基準が必要だ」
 
【柳井市】「戦後60年、これまでがんばってきて今の社会を作り上げてきた。今までの歩みを無視して決めていくことはよくない」
 
【上関町】「子ども中心にものを考えていかなければいけない。大人中心に考えていってはいけない。大切なのは子どもへの愛情であり、どの子にも機会が与えられなければいけない。『戦争する国づくり』とあるが、本当にそうなるのか。信じられないが、戦争は絶対によくない」
 
【田布施町】「戦争は絶対にいけない。教育基本法については慎重に審議してほしい」
 
【光市】「教育基本法の改定はきわめて大きな問題であり、社会にも大きな影響を及ぼしてくるものだ。十分な時間をかけて審議してもらいたい」




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