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【要請】2005/08/02 
『子どもたちの命と健康を守るために、学校や社会教育施設からアスベストの完全撤去を求める緊急要求書』

 全教は8月2日、学校や社会教育施設にアスベストが撤去されずに放置されている問題で、文科省に対し緊急に申し入れを行いました。
 


  
2005年8月2日
文部科学大臣 中山 成彬様
 
全日本教職員組合   
中央執行委員長 石元 巌

子どもたちの命と健康を守るために、学校や社会教育施設からアスベストの完全撤去を求める緊急要求書

 子どもたちに ゆきとどいた教育の保障するため、教育条件の整備にご尽力いただいていることに、心より敬意を表します。
 さて、アスベスト被害の拡大と対策が社会問題化するなか、学校や社会教育施設にアスベストが撤去されずに放置されている実態が明らかになり、多くの父母・国民の不安が高まっています。
 これまで政府が、アスベストの全面使用禁止措置をとらなかった責任が問われています。
 文部省(当時)も、1987年に学校におけるアスベスト使用が問題となった際、当時の基準で一定の対策は講じましたが、今、改めて、これまでの対策の不十分さが社会的に指弾されています。
 つきましては、子どもたちの命を守るために、次のとりくみを緊急にすすめられますよう要請します。
 
 
1.学校からのアスベスト撤去のための補助金を緊急に増額すること。高校や社会教育施設でも撤去するための緊急な補助制度を設けること。
 
2.学校や社会教育施設の営繕工事、アスベスト再調査・撤去工事にあたっては、飛散防止等の十分な安全対策を行うなど、今日の事態に対応した通達を出すこと。
 
3.「学校施設等におけるアスベスト等使用実態調査」については、教職員の「目視による確認」ではなく、原則として専門機関に実施させること。少なくとも、教職員の研修会を実施すること。
 
4.情報の公開を行うこと。
(1)1987年当時に、アスベストの使用が確認された1337校のアスベスト撤去状況を公開すること。
(2)今後、早急にアスベスト対策が必要とされている学校と社会教育施設に関する情報を公開すること。




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