【要請】2006/09/15
『へき地等学校の級別指定基準の見なおしに関する要請書』(全国へき地教育研究連盟 宛)
全教は、本年度は文科省による6年に1度のへき地等学校の級別指定基準の見直しがされており、現在その調査が進行中であることから、全国へき地教育研究連盟に要請を行いました。
2006年 9月15日
全国へき地教育研究連盟 殿
全日本教職員組合
中央執行委員長 石元 巌
へき地等学校の級別指定基準の見なおしに関する要請書
日ごろから教職員の勤務条件改善に向けて、ご尽力いただいていることに敬意を表します。
さて、本年度は、文科省による6年に1度のへき地等学校の級別指定基準の見なおしがされており、現在その調査が進行中であると伺っております。今回の見直しに関しましては、ぜひ各地方のへき地の実情を反映した基準になるよう、あわせて、へき地教育振興法の趣旨にもとづき、都市部との格差が少しでも是正できるよう制度の改善に努力して頂きたく、下記事項につきまして文科省に意見の申し出をしていただきたく、ここに要請いたします。よろしくお願いいたします。
記
1.現行のへき地級地指定制度をささえる予算については、改善の方向で努力し、すくなくとも現状維持とすること。
2.基準の見なおしと級別指定にあたっては、へき地の実態を正確に反映するよう悉皆調査や学校及び教育関係者からの意見聴取を十分おこなうこと。
3.文部科学省の指定基準の見なおしに関して
� 仝什澆悗�地指定されている各地方の厳しい自然条件、そして地域事情を十分考慮した基準になるよう、中心都市からの距離等については点数の上限を撤廃し、実距離に見合う配点にすること。
�◆仝靴靴ぞ魴錣砲�かれている離島は、原則として「5級地」にすること。
�� 医療機関については、各地域の実情からみて適切な病院との距離を基準に反映すること。
�ぁ,修梁勝�各地の具体的な実情について、十分に調査した上で基準に反映すること。
以上
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