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◆「憲法・教基法守れ」 3・26集会に1万1000人 3月26日、東京・有明コロシアムでひらかれた「子どもと教育の未来をひらく3・26全国大集会」は、全国47都道府県から1万人を超える教職員と、1千人を超える父母・市民が参加し、憲法・教育基本法改悪をゆるさぬとりくみにとって歴史的な集会になりました。「参加できなかった仲間は地域で一斉に宣伝行動をしている」「校長先生を含め、職場からのカンパでやってきた」・・・。この集会の成功に向けて、多くの職場で憲法・教育基本法にかかわる学習会が開催されるなど、参加者を幾重にもとりまく職場・地域からの大きなうねりの中で開催された集会でした。集会を開催したのは、教育基本法全国ネットワーク、子ども全国センター、全教、教組共闘の4団体。参加された新婦人の代表は「教職員が大きなことを計画していることがどこでも話題になって、地域がざわざわしていた」「先生ってむずかしいことばかりだと思っていたけど、楽しい豊かな集会だった」と感想を伝えてくれました。 集会に参加したあの感動を、職場・地域で共有しようと、全国各地では機関紙や職場新聞で参加者の感想が熱く語られています。「教職員の誇りと組合員としての確信を再確認し合えた集会だった」「1万人のパワーはすごい。世の中変えられると思った」というのは共通した感想だったのではないでしょうか? 多くの団体・人々に注目されたこの集会は、憲法・教育基本法改悪をゆるさぬ国民的なうねりにつながることでしょう。全国で、集会内容で構成した憲法・教基法学習DVD(近日完成予定)や、全教・教組共闘発行の速報ちらしを活用するとともに、アピールを全国の職場に広げる運動をすすめながら、みんなで地域にでかけ、日本の平和と子どもたちを守る国民過半数の大きな共同を創りだしましょう。 ◆東京都教育委員会の卒業式に関する不当な介入に対する声明 3月30日に開催された、東京都教育委員会臨時会は「国歌斉唱時に国旗に向かって起立し斉唱すること」をもとめる校長の職務命令に従わなかったと、52名の処分を決定しました。全教は、たびかさなる不当な処分に対し抗議声明を発するとともに、全国からの抗議行動を呼びかけました。◆教科書検定結果が発表されました 4月5日、文部科学省は2006年度から中学校で使われる教科書の検定結果を発表しました。全教はこの日、歴史の真実を歪め憲法「改正」に子どもたちを誘導する「つくる会」教科書を合格させたこと、子どもたちを選り分ける「発展的記述」を導入したことなど糾弾し、「子ども参加・父母共同の学校づくり」をすすめ、父母・国民のみなさんと憲法・教育基本法をゆるさぬとりくみに全力をあげるとする教文局長談話を発表しました。【添付ファイル】 ⇒ニュースのPDFはコチラ! |
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