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【NEWS】2005/06/15
▼職場からうねり始まる ▼与党検討会が中間報告的骨子を協議会へ

◆職場からのうねりが始まった

◆北海道高教組のとりくみから
 すべての分会で「職場九条の会」結成を機関決定し、現在34職場で結成された。各支部では3.26集会の報告会を開催し、参加者が感慨を込めて報告している。「九条ミニのぼり」は2000本以上が普及され、活用されています。九条署名も教職員の8割、PTAの5割を目標に、日報体制でのとりくみに入った。すでに北海道選出議員への要請も行った。
 
◆全教滋賀教組のとりくみから
 6月末までの期間を設定し、全分会学習会を開催している。開催分会には活動支援金も支給。「教育基本法」の学習資料とともに、3.26集会のDVDを活用。教基法を守り生かす県民の会と連携し駅頭宣伝行動を行っている。教基法で共同が広がった元教育長や教育委員長、民団や朝鮮総連などが呼びかけ人として名を連ね「教科書アピール」を発表した。
 
◆都教組のとりくみから
 全都2000の学校に「九条の会」をと大会決定でよびかけた。毎月の一斉職場会を確実に成功させ、若い人や組合に入っていない人も参加できるよう、「九条の会」準備会等の動きが広がっている。三多摩労連と都教組三多摩地区協議会で教基法100万枚ビラを作成し配布している。
 
◆大阪府高教のとりくみから
 全職場での「職場九条の会」の結成にとりくみ中。現在準備会を含め19職場で結成。職場で、全教組合員、日教組組合員、未組合員が連名で呼びかけ人となって結成するなどの動きが広がっている。
 
◆全教広島のとりくみから
 「教育基本法を生かす学校づくり」などをテーマに、自治体合併後のすべての自治体で教育共同組織をつくろうととりくみをすすめている。組合員のいるすべての自治体を回るキャラバン行動を準備中。義務教育費、教育基本法などの問題で自治体との懇談をすすめようとしている。

◆与党検討会、仮要綱案に基づく論議の中間報告的骨子を協議会へ

 この間、6月1日と8日に与党検討会が持たれています。1日は「国を大切にし」「愛し」の条項論議にかかわって「国」「国家」とは何かという論議と、教育委員会制度など教育行政の論議がされ、8日の検討会では、宗教教育について検討されたと伝えられています。
 検討会では、会期末の段階で、これまでの仮要綱案にもとづく論議の中間報告的な骨子をまとめ、協議会に報告することが了承されたとも伝えられています。国会会期中の法案提出をさせていないのは、国民的な運動の重要な成果です。この成果に確信を持ち、都議会選挙後予測される延長国会での法案国会提出を許さぬため、一層運動を強める必要があります。


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