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≪≪≪INDEX 『みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい』−教育研究全国集会2005≫≫≫

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 8月18日から21日までの4日間、初めて8月開催となった�牴�革教研�瓩梁茖渦鷭顕颪�大阪で開催されました。29の分科会とシンポジウム、新たなとりくみである教育フォーラムは10の会場に分かれて開催しました。4日間の延べ参加者は1万5000人を超え、実参加者数でも1万人を超える子どもたちや父母、教職員、府民が参加しました。文字どおりの『1万人教研集会』の成功は、憲法・教育基本法を守ろうとする人々を大きく励ますものです。
 
 大阪市中央体育館で開かれた開会全体集会には、近畿と大阪を中心に全国から7000人の教職員と父母、研究者が参加。講演は落語家の桂小米朝さん。対談は、戦没画学生の絵を展示するユニークな美術館「無言館」の館主である窪島誠一郎さんと、立命館大学国際関係学部教授で、同大学の国際平和ミュージアム館長の安斎育郎さんが平和への思いを縦横に語り合いました。また、高校生や青年が中心となったステージは、参加者を魅了。盛りだくさんの開会全体集会となりました。
 
 今年度の全国教研は、よりいっそう父母・国民のみなさんに開かれた教育研究集会として、子どもたち、父母のみなさん、教職員の参加でこれまでにない内容と規模で開かた改革第1回教研。正式名称も『みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい−教育研究全国集会2005−』(略称:『未来をひらく教育のつどい2005』)と一新。実行委員会も、「日本子どもを守る会」「民主教育研究所」「登校拒否・不登校問題全国連絡会」「『非行』と向き合う親たちの会」など12団体からなる幅広い構成となり、参加者の幅が広がる要因ともなりました。
 
 子どもたちをめぐる問題、教育への府民・国民の関心は高く、前日まで、この「つどい」への参加について全国から問合せが後を絶ちませんでした。私たちのとりくみの広がりは、府民・国民の期待を生み、父母・国民、教職員が一緒になって子どもたちや教育について討論する「開かれた教研」として成功を収めつつ、新たな展望を切り拓きました。
 
 なお、今回の「つどい」には、全教の招きに応え、韓国の全教組から朴敬禾(パクキョンファ)主席副委員長ら2名が参加。開会集会終了後、全教と韓国の全教組は、共同声明(「子どもたちの未来と北東アジアの平和のために力をあわせよう」)に調印しました。【詳しくはコチラ】
 
 「つどい」は、最終日の21日にアピール『父母・国民、教職員のみなさん、子どもたちがすこやかに成長・発達できる教育と世の中を、力をあわせてつくりましょう』を発表しました。
 


 
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対談する安斎さんと窪島さん
≪開会全体集会≫ 8月18日(木) 大阪市中央体育館 
 
 代表委員あいさつ 石元巌「つどい」代表委員 
 討論の呼びかけ 山口隆「つどい」事務局長 
 
 窪島誠一郎さんと安斎育郎さんの対談『平和を語り 憲法を語る』 
 爆笑!!そして刺激的!桂小米朝さんが講演 
 大好評だった子どもたち 青年のステージ 
 
 

≪分科会 教科別、課題別≫ 8月19日(金)〜20日(土)※一部21日(日)

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高校生も語り合った
※本稿は、速報「まいど」で取り上げられた記事を紹介し、分科会の様子を伝えたものです。分科会の全日程を取材しての記事ではありませんのでご了承ください。 
 
 ◆第 1分科会 国語教育 
 ◆第 2分科会 外国語教育 
 ◆第 3分科会 社会科教育 
 ◆第 4分科会 数学教育 
 ◆第 5分科会 理科教育 
 ◆第 6分科会 美術教育 
 ◆第 7分科会 音楽教育 
 ◆第 8分科会 書写・書教育 
 ◆第 9分科会 技術・職業教育 
 ◆第10分科会 家庭科教育 
 ◆第11分科会 体育・健康・食教育 
 ◆第12分科会 生活指導・自治的活動 
 ◆第13分科会 発達・評価・学力問題 
 ◆第14分科会 障害児教育 
 ◆第15分科会 幼年教育と保育 
 ◆第16分科会 思春期・青年期の進路と教育 
 ◆第17分科会 両性の平等と教育 
 ◆第18分科会 子どもの人権と学校・地域・家庭 
 ◆第19分科会 平和と国際連帯の教育 
 ◆第20分科会 学校づくりへの子どもの参加、父母・教職員・地域の共同 
 ◆第21分科会 教育条件確立の運動 
 ◆第22分科会 環境・公害問題と教育 
 ◆第23分科会 文化創造と教育 
 ◆第24分科会 教育課程・教科書 
 ◆第25分科会 登校拒否・不登校の克服 
 ◆第26分科会 国民のための学校づくり 
 ◆第27分科会 生活科・総合学習 
 ◆特設分科会1 今日の教育改革−その焦点と課題 
 ◆特設分科会2 「僕ら、私ら、言いたいこといっぱいあるで!交流会」 
 

≪特別企画パート�機.轡鵐櫂献Ε燹愀�法・教育基本法・子どもの権利条約が生きる教育と社会を』≫ 8月19日(金)

 憲法・教育基本法・子どもの権利条約のもつ大切な意味をみんなで考えようと企画されたこの企画は、シンポに先立ち堀尾輝久氏(民主教育研究所)がミニ講演を行いました。続いて、子ども・父母・教職員が力を合わせた学校づくりについて、5人のパネリストがそれぞれ発言。発言をうけて、参加者を含め討論しました。【詳しくはコチラ】
 
 ミニ講演:堀尾輝久さん(民主教育研究所代表運営委員、東京大学名誉教授)
 コーディネーター:久田俊彦さん(大阪教育文化センター研究委員代表・大阪教育大学教授)
 

≪特別企画パート�供\椎�教職員大集合≫ 8月20日(土)

 会場いっぱいにあつまった青年。その数なんと150人!リレートークでは、紙芝居を通して平和を訴える青年たちや、不当な処分に対して裁判でたたかう青年、きびしい攻撃がかけられるなか、青年部を立ち上げたことなどが報告されました。
 子ども大好き!学校大好き!青年の熱い思いがはじけた『輪になって語ろう』。「全国の青年といっぱい話したい」そんな実行委員の声から始まったこの企画。グループに分かれて、ディスカッションしました。充実の1時間を過ごしたみなさん。「もっと話がしたかったよ〜」【詳しくはコチラ】
 

≪教育フォーラム≫ 8月21日(日)

 最終日の21日には、「教育フォーラム」を開催。いまの日本の教育をめぐって焦点となっている学力問題や教科書問題など、重要ないくつかの課題について、父母・国民、教職員がともに学び、考え合う場として企画されたものです。
 

�ゞチ茲濃劼匹發粒慘呂録�びるの? 
 ●どうなっているの?子どもの学力 ●学力調査「世界一」、フィンランドの教育から学ぼう ●やさしさ、たくましさ、みんなとむすびあう力はどうすれば育つの?

�∋劼匹發燭舛房蠹呂靴燭ざ飢塀颪蓮�
 ●戦争賛美の教科書なんて、とんでもない―国民の目、アジアの目から考えよう ●「できる子」「できない子」をふりわける教科書でいいの?

��「少年事件」から子どもの育ちを考えよう
 ●わが子を被害者にも、加害者にもしないために ●「非行」「キレる子ども」と向き合って

�せ劼匹癲�父母、地域、教職員がいっしょにすすめる学校づくり、PTA活動
 ●子どもの声、父母の声、地域の人々の声を生かした学校づくりを ●こんな風にすすめたら楽しいよ、PTA活動

�イ澆鵑覆嚢佑┐茲Α�子どもの安全・健康・子どもの文化
 ●どうやってつくる?安全・安心な学校と地域 ●どうかかわるの?文化・メディアと子どもの成長

�Δ海譴任いい里�、教育費の保護者負担
 ●エッ!世界と比べてこんなに違うの?―異常に高い日本の学費 ●教育費父母負担軽減、私学助成拡充で、学ぶ権利の保障を

�Г茲ざ軌蘊魴錣里覆�で子どもは育つ
 ●こうして実現したよ、少人数学級 ●高校生、住民が立ち上がった―高校統廃合、学区再編、学ぶ権利の保障を

�┥祿欧覆鼻�特別な手立てを必要とする子らのゆたかな発達を
 ●「特別支援教育」で障害児教育、日本の教育はどう変わる? ●さまざまな障害を持つ子をふくめ、すべての子どもたちがゆたかに育ちあう教育を

��若者に働く場と希望を、地域経済に活力を
 ●若者が悪いの?ニート・フリーター問題 ●人づくり、街づくりとむすんで地域経済の活性化を

��人間らしい働き方を考えよう
 ●先生たち、その働き方で子どもたちは大丈夫? ●「成果主義」、不安定雇用、「公務の民営化」で働く現場、国民のくらしはどうなる? ●「働くルール」を子ども・若者たちのものに
 

≫≫≫ 『みんなでひらく教育のつどい2005』に向けた動き

◎大阪市当局による抗告を大阪高裁が棄却 
 8月16日、大阪高等裁判所は、大阪市の抗告を棄却。大阪地裁の決定が確定しました。大阪市当局は、大阪地裁の決定を不服とし12日に抗告していました。
 
◎大阪地裁が行政処分の執行停止を決定!市当局は抗告するな! 
 8月8日、大阪地方裁判所は大教組が申し立てていた、大阪市による全国教研会場使用許可取り消しについての執行停止を認める決定をおこないました。
 
◎全体会の会場使用取り消しの撤回を! 
 7月20日、大阪市当局は全体集会会場の大阪市中央体育館の使用許可を取り消す暴挙をおこないました。実行委員会はこの行政処分に抗議し、撤回を求める団体署名にとりくみました。
 
【要請】2005/08/05 全国教研会場問題で大阪市への緊急のとりくみ要請を!
【要請】2005/07/22 全国教研会場使用許可取消し問題での裁判所への団体署名を!
【要請】2005/07/20 教研会場使用許可取消しへの抗議・撤回の要請を!
【談話】2005/07/20 『大阪市による全国教研会場使用許可取消しに抗議し、撤回を求める』
【要請】2005/07/11 教研会場使用取り消しの動きに抗議し、憲法に保障された集会の自由を守ろう
【行動】2005/07/09 大阪市当局が『未来をひらく教育のつどい2005』会場使用取り消しの動き
【行動】2005/07/09 『いのち輝く学校と社会を 憲法・教育基本法をみんなで語る 7・9府民のつどい』が開催される



 
【みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい−教育研究全国集会2008(京都)】 
【みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい−教育研究全国集会2005(広島)】
【みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい−教育研究全国集会2006(埼玉)】 
【みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい−教育研究全国集会2005(大阪)】



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