【NEWS】2006/02/27
強まる改悪法案国会提出の動き ▼22日、与党検討会開催。今国会提出に向け動き出す ▼自・公両幹事長など「今国会成立に全力」と確認 ▼すでに6万筆を超える。愛知ですすむ署名活動 ▼版下ビラの利用を ▼3・3、3・31中央行動へのとりくみを強めましょう
◆22日、与党検討会開催。今国会提出に向け動き出す
22日、「与党教育基本法改正に関する検討会」が開催されました。この日、前座長の保利耕輔顧問から、これまでの議論の経過について説明、意見交換されたと伝えられています。「愛国心」の表現などの論議が本格化。学習指導要領における「国を愛する」との表記との整合性を求める発言などが出されたことが報道されています。改悪法案提出に向け、残された論点を調整するための協議が本格化したと見ることができます。
今後、原則として週一回の検討会を開催していく方針も決められたと伝えられています。
◆自・公両幹事長など「今国会成立に全力」と確認
自民・公明両党の幹事長、政調会長、国対委員長は、15日会談し、教育基本法改悪案と国民投票法案の今国会成立に全力をあげる方針を確認したことが報道されています。今国会の重要法案に位置づけた皇室典範改正案と、防衛庁「省」昇格関連法案が先送りされる公算が出てきた中で、焦点を絞りこんだもの。
検討会での調整本格化も、このもとでの動きです。
◆すでに6万筆を超える。愛知ですすむ署名活動
愛知高教組は、新しい憲法・教基法改悪反対国会請願署名に力を入れています。すでに6万筆を超えました。この署名を持って「憲法と教育基本法を変える」という自公民の国会議員にもねばり強く議員要請を続けています。職場でのクレスコを使った教基法の学習会や、自民党改憲草案の学習にとりくむ中で運動が飛躍しています。全教職員署名を呼びかけると、わずか一週間で20を超える職場が次々と教職員過半数署名に到達しました。父母・他労組などにも呼びかけ、3000万署名のようにとりくみが広がっています。
◆版下ビラの利用を
全教では、国民的な宣伝・署名活動を大きく広げようと、憲法・教基法改悪反対の5種類の版下ビラを作成しました。「戦争をする人づくり」問題、「教育予算と教育条件」問題、「靖国参拝などアジア外交」問題、「教育の格差づくり」問題、「安心・安全の学校」問題など、今ホットな話題になっている問題と結んで教育基本法の価値を訴える内容です。全教のホームページからダウンロードできますので、各組織や分会などの名前も記入し印刷の上、大いに活用してください。
また近日中に、国民用大宣伝ビラも作成する予定です。
◆3・3、3・31中央行動へのとりくみを強めましょう
改悪法案提出の動きが強まっている中、中央での国会行動のとりくみも強めましょう。 【添付ファイル】 ⇒ニュースのPDFはコチラ!
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