【NEWS】2006/12/06
与党7日の委員会採決断念 明日、7日の中央集会を成功させよう ▼昨日(5日)の理事懇談会で7日の日程を確認 ▼国民の声は慎重審議 ▼重要局面でのたたかい。日比谷野音をあふれさせよう。
◆昨日(5日)の理事懇談会で7日の日程を確認
昨日(5日)参議院教育基本法特別委員会理事懇談会が断続的に開かれ、7日の審議日程が確認されました。午前3時間の教育委員会制度についての参考人質疑、午後5時間のいじめ問題などの集中審議を行うことが確認されました。これに伴い、7日の特別委員会での総括質疑・採決は実質的になくなりました。昨日からの新聞報道によると、与党は「8日委員会採決、本会議採決を11日以降とする譲歩案を検討」「国会会期、一週間延長を検討」などの記事が目立ちますが、関連する記者会見発言で自民党の片山虎之助参院幹事長が「あくまでも穏やかに」と言いつつ「今週中にできればやりたいとの考えは変わっていない」と述べるなど、8日の本会議が決まっている中で、警戒心をもった対応が必要です。
理事懇談会では、採決にかかわる出口論は現時点で公的には行われていません。公然と採決問題を出しにくい雰囲気があるとも伝えられています。国民の運動と世論をとても気にしていること、改悪勢力が大きく追い詰められていることがわかります。
国会の動向を左右するのは国民全体の世論です。「子どもたちと、日本の未来にかかわる大問題。急いで決めないで。」のちらしを配りきり、全国各地での職場・地域での話し合いや大宣伝、メール・ファックス要請など、草の根からのとりくみを一層発展させながら、その国民の声を国会に伝えきりましょう。また野党に対しても、国会最終盤での水面下の調整などが行われぬよう、「今国会での成立阻止」の統一対応を励まし、最後までたたかい抜くことを求める要請を一層強めることが必要です。また「会期延長するな」の声も伝えましょう。
本日(6日)午前中は参議院本会議、午後は山梨と、静岡での地方公聴会が行われるため、委員会審議はありません。静岡では静岡高教組の粕谷委員長が口述します。
◆国民の声は慎重審議
4日、新潟、長野、神戸、徳島の各地で開かれた地方公聴会で、与党が推薦した各委員からも「慎重審議」の声が相次いだことが報道されています。昨日は自由法曹団が、今日は日弁連が、明日は全大協が参議院各議員に対する要請行動を行っています。都教組は教育基本法改悪先取りと言われる東京の学校・子どもの実態をまとめた「学校からの告発」を手渡しながらの要請をすすめています。
◆重要局面でのたたかい。日比谷野音をあふれさせよう
教育基本法改悪法案の廃案か、採決の強行かをめぐる最重要局面です。中央での行動、国会前での座り込み、参議院傍聴、議員要請など、国会議員に国民の声を伝える目に見えるとりくみが極めて重要な局面です。本日6日、12時15分からの国会前集会、14時からの国会前座り込みと議員要請、明日7日、18時30分からの日比谷野外音楽堂集会を何としても成功させましょう。
各界連主催による、連日の議会傍聴、10時から16時までの議員会館前座り込み、12時15分からの昼の国会前集会には、全教、新婦人、農民連、自治労連、民医連、国公労連、建交労などの民主団体、「何か行動を」と参加される一般の方など幅広い参加者で続けられています。改悪法案を廃案させるまで、しっかり成功させましょう。多くの市民のみなさまの参加を呼びかけます。
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