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【NEWS】2006/12/12
追い詰められているのは改悪勢力 13日に日比谷野音緊急集会 ▼野党 国対委員長会議を開催 ▼最終盤にふさわしい、一人ひとりの決起と、共同の発展を

◆野党 国対委員長会議を開催

 
 11日、与党は13日の参議院教育基本法特別委員会で締めくくり総括質疑と採決を行う日程を野党側に提示しました。野党は「公聴会の前の採決提案は受け入れられない」と反対し、協議は物別れになっています。与党は、東アジアサミットの日程延期に伴い安倍首相が10日に帰国したため、採決の日程を早めようとしています。14日では会期末までの成立が危ぶまれるギリギリの状態に追い込まれているからです。
 審議日程として、本日の中央公聴会までが確認された内容です。明日13日は、午前中に衆議院教育基本法特別委員会で安倍首相出席によるいじめ問題などの集中質問を3時間行うことが決まりました。これは、衆議院での採決強行後の国会正常化に際して、与野党で開催が約束されていたものです。
 15日の国会会期末まで残すところ3日です。国会では教育基本法ばかりでなく、与党がどうしても審議採決しなければならないと考えている法案も目白押しです。与党はそれぞれの委員会での採決をすすめなければなりません。参議院文教科学委員会でも著作権法の審議・採決を行わなければなりません。14日午後4時からはインド首相が衆議院本会議で演説する日程も決まっています。採決強行のために与党に残された時間はごく限られた、薄氷を踏む状態となっています。
 一方本日、野党4党は、午後4時から国対委員長会議を開催し、国会会期末に向け、野党共同のとりくみを一層強化する立場から意思統一しています。
 各界連による国会前座り込み行動が連日続けられると共に、本日4時からは教育基本法「改正」情報センター主催の参議院議員会館前集会が行われ、廣田照幸氏(日本大学)、植田健男氏(名古屋大学)、西原博史氏(早稲田大学)、世取山洋介氏(新潟大学)をはじめ公述人・参考人が次々とマイクで訴えました。情報センターでは、公述人・参考人の呼びかけによるアピール・ネット署名も行っています。(詳細は、情報センターHPで。明日13時提出、署名締め切り明日10時です。ご協力いただける方は今晩中に)
 8日の大阪400カ所、4500人による大宣伝行動、全教滋賀の職場組合員が参加する7時30分と、18時30分からの連日宣伝行動をはじめ、日本のいたるところで国民との対話・宣伝が広がっています。

◆最終盤にふさわしい、一人ひとりの決起と、共同の発展を

 
 国会をめぐる緊迫した状況の中で、各界連は13日、14日の行動を強化しました。13日は、10時から座り込み、12時15分からは国民大運動などと共催での国会前大行動、そして16時まで座り込み、18時30分から日比谷野音での緊急集会、その後国会前まで戻り、19時45分から20時30分まで国会前大集会となります。14日は、10時から国会前座り込み、13時から社会文化会館での全国集会、14時から国会請願デモ、15時から国会前座り込みと議員要請行動、16時半から第2波国会前集会・座り込み行動を行いながら特別委員会の審議を包囲します。
 「強行するようなことがあれば、支持率激減の安倍政権の明日はない」と自覚させるほどの総決起によって、職場・地域で、中央で、たたかい抜きましょう。
 
 
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