【NEWS】2006/12/14
委員長「締めくくり総括質疑」と宣言 13日、緊急集会に4500人 ▼首相出席の特別委員会を開催 ▼日比谷野外音楽堂と、国会前あふれる ▼本日1時社会文化会館集会、国会請願デモ、国会前行動を成功させよう
◆首相出席の特別委員会を開催
本日早朝開かれた特別委員会理事懇談会では、本日午前の首相出席による委員会開催を締めくくり総括質疑とするのか否かで与野党が対立しました。特別委員会の中曽根委員長は締めくくり総括質疑と宣言し、野党が抗議する中、委員会は開催されました。自民党は自らの質問のはじめに、「締めくくり総括質疑を行う」と述べながら質問を始めました。与党は自らの質問時間を短縮する模様です。
本日午前の委員会は、12時までが予定されていますが、この時間内で審議打ち切り動議が出される可能性が高まっています。
各界連は本日早朝から座り込み準備をすすめ、すでに座り込みが始まっています。委員会傍聴にも多数参加しています。
いよいよ最終盤、全国から「徹底審議をつくせ」「採決を強行するな」の声を、緊急に国会に集中することを呼びかけます。
◆日比谷野外音楽堂と、国会前あふれる
わずか2日前の緊急の呼びかけでしたが、13日夜、日比谷野外音楽堂で開催された緊急中央集会には、4500人の参加者が駆けつけ、「採決の強行は許さない」「子どもと教育の未来を守れ」と、熱気あふれる集会となりました。
教育基本法特別委員会の公述人・参考人アピールをまとめる中心となって奮闘した、教育基本法「改正」情報センターの世取山洋介新潟大学助教授が連帯あいさつ。政党からは日本共産党市田忠義書記局長が、この日参議院の特別委員会で、井上哲士参議院議員が新たに指摘した教育フォーラムをめぐる質問に触れてあいさつしました。この質問は、香川と石川で同時に開催された教育フォーラムで参加者の公募さえせず、すべて教育委員会関係者を組織し、校長などが身分を隠して発言していた問題です。さらにこのフォーラムは元文科省の事務次官や生涯学習局長などの天下り先である「衛星通信教育振興協会」に随意契約で人件費など相場の1.5倍、総額1104万6千円もかけていた新たな事実が発覚したというもの。委員会は紛糾し再三にわたって審議がストップしました。「タウンミィーティングや教育フォーラムで国民の声を十分聞いて『改正』法案を提出した」との政府の法案提出の前提はことごとく崩れ去っています。
この日の集会は、わずか2日前の企画であり、デモ申請の時間に間に合わず、集会終了後参加者は歩道を通って国会前に向かいました。午後7時50分から8時40分まで第一議員会館角から参議院議員会館先の地下鉄入り口を越える歩道を文字通り埋め尽くす、空前の規模での国会前行動が行われました。この行動には井上参議院議員、穀田衆議院議員をはじめたくさんの日本共産党議員が駆けつけ、国会内外の連帯したたたかいで廃案目指して最後までたたかい抜く決意を固めあいました。
◆本日1時社会文化会館集会、国会請願デモ、国会前行動を成功させよう
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