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【NEWS】011 2007/04/25
異常な国会審議続く/「教育再生に関する特別委員会」26日参考人質疑

◆参議院憲法調査特別委員会、本日午後2時より強行開催

 先週に引き続き、参議院憲法調査特別委員会は、開催日程を前日夜の理事懇談会で決めるという強行な日程ですすめています。開催があまりに急に決められるため国民は傍聴もできず、議員に至っては特別委員会での審議状況を十分に把握することができない状況です。与党は、40時間と目す審議時間を稼ごうと躍起になっており、今週中にも40時間を達成しようと目論んでいます。
 本日、午後2時から憲法調査特別委員会を強行に開催することを理事懇談会で、決定しました。7時間コースとも8時間コースとも言われ、夜遅くまでの開催も予想されます。多くの方の傍聴を呼びかけます。
 また、憲法改悪反対共同センターは、本日午前11時から午後3時までの国会前座り込み、各政党議員要請に取り組みます。夕方には、全国一斉宣伝行動(4/25〜27)の一環として、東京では午後5時30分〜6時30分まで新宿駅西口で、宣伝行動を行います。この常軌を逸したやり方に対しても多くの国民に知らせていきましょう。

◆参議院議員面会所集会に120人

 4月23日、参議院議員面会所で、午後1時からの憲法特別委員会を前に、議面集会が開かれ120人参加しました。開会あいさつした自由法曹団の今村弁護士は、「衆議院の強行採決に次ぐ強行審議ともいえるひどいやり方だ。与党は議論する気がない。まさに暴走だ」と厳しく指摘しました。「中身ばかりでなく、このやり方のひどさは、改憲に賛成の人でも胡散臭さを感じている」とし、与党の暴走を許さない国民的な世論を広げるよう呼びかけました。
 国会情勢報告に駆けつけた日本共産党の仁比そうへい参議院議員は「連日審議を強行され、とても異常な状況だ。保岡議員は発言について陳謝したが、実際の運営はひどいものだ。こうした議会無視は、議会制民主主義に反するものだ。与党は法案のねらいを国民に知られる前にやってしまおうとしている」と与党の姿勢を厳しく糾弾しました。「こうした暴走を止めるのは、国民の世論と運動だ」と力を込めて訴えました。

◆国会傍聴強めよう

 教育改悪3法案も何が何でも今国会で通そうと、連日特別委員会が開かれています。23日の特別委員会で、石井郁子衆議院議員は、「地方教育行政」について質問しています。本日特別委員会は午前9時から午後5時までで、26日は、午前中、参考人質疑が行われます。参考人は、梶田叡一氏、高倉翔氏、嶺井正也氏、勝野正章氏に決まっています。各参考人は15分ずつの意見陳述をし、参考人に対する質疑が行われます。傍聴・議員要請・議面行動など、多数参加することを呼びかけます。
 
 

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