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【NEWS】012 2007/04/25
改憲手続き法、教育改悪3法案の廃案を!

◆教育改悪3法案、改憲手続き法案反対4・25中央行動実施

 全教と教組共闘は、教育改悪3法案のたたかいと改憲手続き法案の強行を許さないたたかいを結合させ、なんとしても廃案にしようと、「教育改悪3法案・改憲手続き法案反対4・25中央行動」を開催しました。この日の行動では、教育改悪3法案の審議強行に反対し、衆議院の教育再生特別委員会の委員への要請行動を強めるとともに、特別委員会の傍聴を行いました。
 冒頭山口全教副委員長の挨拶の後、続いて、日本共産党の井上哲参議院議員が国会情勢報告をしました。「安倍首相は自分の任期中に改憲するとして、今度の国会で改憲手続き法案をつくれと大号令を出したことが今国会の様相を大きく変えている。自民党の言う改憲と結びついた手続き法であるということが浮き彫りになった」と指摘し、「教育3法案は国民の願いと逆行していることが明らかになっている。先日の委員会でも学テが集中的に議論された。私たちは全国一斉学力テストが受験産業の儲けの手段となっており、教育を競争に駆り立てるものだと指摘しました。この問題と改悪教育基本法の具体化が何をもたらすか、国民の関心に沿いながら明らかにするとの姿勢を示しました。
 最後に、「みなさんと一緒に大いに運動と世論を広げながら、改憲手続き法案も教育3法案も廃案を目指し、全力を上げていく」と決意を述べました。その後の、各地からの報告では、道教組の大口書記長と京教組の深澤さんが、学力テストに触れ発言しました。
 
<傍聴参加者の感想>
 教員免許更新制の議論で「実施は土日をはじめ、長期休業を当てるので学校に支障はない」「免許は、そもそも個人のものだから受講に際しては自己負担もある」等々、まったく現場の願いや実態への配慮のない発言の数々、許せんネ!(山口・吹上)

◆9条改悪と地続きの改憲手続き法は許さない!

 国会前では、何としても改憲手続き法案の廃案を求めて雨の中、労働組合、団体、個人600人が集まりました。
 全教と教組共闘、および埼玉を代表して埼教組の贄田副委員長が決意表明しました。「教育基本法は改悪をされたが、あのたたかいは全国で憲法改悪反対、改憲手続き法反対の運動の基礎を築き大きく広げた。いま教育改悪3法案のたたかいを憲法に立脚して、何としても廃案にしようと今日も全国から仲間が駆けつけて行動している。子どもたちや地域の人たちとともに、子どもの教育を守るとりくみを広げていきたい。私たちは『教え子を再び戦場に送らない』との不滅のスローガンを掲げている。政府与党の暴挙を許さず改憲手続き法案の廃案まで、教育改悪3法案の廃案目指すたたかいと結合してがんばる決意だ」と力を込めました。
 さらに全国で、街頭宣伝、署名など一人ひとりができることに、力を入れましょう。
 
 
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