【NEWS】023 2007/05/31
教育改悪3法案反対、子どもと教育の未来をひらく6・1中央集会の成功を
◆日比谷野外音楽堂を多くの人で埋め尽くそう
参議院文教科学委員会で、改悪教育基本法の具体化である教育改悪3法案が審議されている中、国民大運動実行委員会、東京地評、全教、教組共闘、子ども全国センター、全国ネット、東京教育連絡会は、「教育改悪3法案反対、子どもと教育の未来をひらく6・1中央集会」を午後6時30分から開催します。連帯のあいさつに自由法曹団田中隆さん、和光大学教授梅原利夫さんも来られます。集会後国会請願デモも行います。
今、安倍内閣は窮地に立っています。28日の毎日新聞では「内閣支持率最低32%」と4月の前回比を11ポイントも急落していることを報道しています。それに加えて5000万件ものの年金記録漏れが発覚し、年金特例法案を強行採決したり、政治献金の問題の現職大臣の自殺による幕引きなど、安倍内閣の暴走ぶりが露呈しています。その怒りと教育改悪3法案に反対する多くの人で日比谷野外音楽堂を埋め尽くしましょう。
その日全教は、教組共闘、全国センターとともに終日、参議院議員への要請行動、座り込み行動など全国から集まって行動します。
5月31日、参議院文教科学委員会では、午前中参考人質疑を4人の参考人からの意見聴取をし、参考人に対する質疑、午後から一般質疑が午後5時まで行われます。全教は、国民大運動実行委員会、子どもセンターとともに11時から4時まで、連日国会前座り込み行動を行っています。
◆長野高教組「教育関連3法案についての緊急アンケート」実施
長野県高等学校教職員組合は、長野県内の市町村教育長および県立高校PTA会長を対象に、「教育関連3法案についてのアンケート」を実施し、19市町村の教育長の方々、34人のPTA会長の方々から回答が得られ、それをまとめました。
それによると、「教育関連3法案を今国会で成立させることについて」賛成であると答えた教育長は1人もおらず、反対である72%、どちらともいえない28%でした。PTA会長は、賛成である6%、反対である85%、どちらともいえない9%で、今国会での成立には圧倒的多数の教育長、PTA会長が反対していることが明らかになりました。反対の理由として「必要性を感じない。教育の根本を大事にしたい」「重要な立法であり、国民レベルでの幅広い議論を要する」などが記述されています。
今国会の成立反対は国民的世論です。多くの教職員、国民に知らせていきましょう。参議院議員に対しての要請FAXを強めましょう。
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