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21日の開会全体集会の会場となった「みやこめっせ」には4000人が参加。 開会あいさつで代表委員の米浦正全教委員長は、改訂学習指導要領の徹底批判と合わせて、それぞれの学校での教育課程の民主的編成や父母・市民、教職員の共同による学校づくりを呼びかけました。 また、山口隆「教育のつどい2008」事務局長は、『討論の呼びかけ』として「子どものことを大いに語り合い、子どものすばらしさを確かめ合いましょう」「みんなで力を合わせて教育を1歩でも2歩でも前にすすめましょう」「平和を大切に子どもたちとともに平和の文化をつくり出しましょう」など4点にわたり積極的な討論を呼びかけました。 開会全体集会は、狂言師・茂山あきらさんの創作狂言で幕開け、『憲法について いまどうしても伝えたいこと』と題した井上ひさしさんによる記念講演、京都のみなさんによる合唱構成『いま翔ぼうきみと!』など盛りだくさんの内容で、合唱構成の最後には、演者と参加者が一体となって「あなたが夜明けをつげる子どもたち」を合唱し、会場は4日間の「教育のつどい」成功をめざす熱い共感に包まれました。 22〜23日には教科・課題別に29の 分科会 。24日には教職員、父母・市民がともに今日的な教育課題で語り合おうと、8つテーマで 教育フォーラム が開かれました。 また、京都実行委員会企画による シンポジウム『貧困の中の子どもたち――今、私たちになにができるか』 が22日夜、全国実行委員会企画による シンポジウム『こんな先生だったらいいな―教員免許更新制でいい先生が育つの?』 が23日夜に開催されました。 最終日の24日には、「教育のつどい2008」実行委員会が父母・国民、教職員へ向けたの アピール『憲法を生かし、子どものすこやかな成長をはぐくむ教育を、力をあわせてすすめましょう』 を発表し、「平和を大切に、憲法の精神にもとづき、子どもの権利条約を生かした教育を、力を合わせてつくりあげよう」と呼びかけました。 京都実行委員会には過去最高の61団体が参加し、「つどい」開催へ向けて大いに力を発揮しました。また全教近畿ブロックも参加者確保、警備など「つどい」の成功の一翼を担いました。 ≪ INDEX ≫ ● 実行委員会代表委員あいさつ (「教育のつどい2008」要綱に掲載されたあいさつ) ● 教育のつどい2008 テーマ ● 開会集会での代表委員あいさつ 米浦正「つどい」代表委員 ● 討論の呼びかけ 山口隆「つどい」事務局長 ● メッセージ 韓国 全教組チョン・ジンワ委員長 ● 狂言師 茂山あきらさん 創作狂言『狂言ABC』 ● 井上ひさしさん『憲法について、いまどうしても伝えたいこと』 ● 合唱構成『いま翔ぼう きみと!』 ● 分科会(教科別、課題別) (レポートの特徴と討論の組み立て、また速報『大文字』より分科会の様子や参加者の感想を紹介) ● 教育フォーラム (フォーラムの一部の模様を紹介) ● シンポジウム ● アピール『憲法を生かし、子どものすこやかな成長をはぐくむ教育を、力をあわせてすすめましょう』 □■□教育のつどい2008 テーマ□■□ ○ 「教育の格差づくり」ではなく、すべての子どもを人間として大切にする教育と学校を、子どもたちに豊かな学力を ○ 地域で子どもをはぐくむとりくみをすすめよう ○ 世界から戦争をなくし、子どもたちとともに平和の文化を ○ 平和を守り真実をつらぬく民主教育の確立 ○ 教え子を再び戦場に送るな ≪開会全体集会≫ 8月21日(木) みやこめっせ ● 代表委員あいさつ 米浦正「つどい」代表委員 ● 討論の呼びかけ 山口隆「つどい」事務局長 ● 狂言師 茂山あきらさん 創作狂言『狂言ABC』 ● 井上ひさしさん『憲法について、いまどうしても伝えたいこと』 ● 合唱構成『いま翔ぼう きみと!』 ≪分科会 教科別、課題別≫ 8月22日(金)10:00〜17:00〜23日(土) 9:30〜17:00 ※24日(日)9:30〜12:00 音楽教育のみ ※ 「教育のつどい2008」要綱からレポートの特徴と討論の組み立て、また速報『大文字』より分科会の様子や参加者の感想を紹介しています。⇒【分科会名を クリック!】 ◆第 2分科会 外国語教育 ◆第 3分科会 社会科教育 ◆第 4分科会 数学教育 ◆第 5分科会 理科教育 ◆第 6分科会 美術教育 ◆第 7分科会 音楽教育 ◆第 8分科会 書写・書教育 ◆第 9分科会 技術・職業教育 ◆第10分科会 家庭科教育 ◆第12分科会 生活指導・自治的活動 ◆第13分科会 発達・評価・学力問題 ◆第14分科会 障害児教育 ◆第15分科会 幼年教育と保育 ◆第16分科会 思春期・青年期の進路と教育 ◆第17分科会 両性の平等と教育 ◆第18分科会 子どもの人権と学校・地域・家庭 ◆第19分科会 平和と国際連帯の教育 ◆第20分科会 学校づくりへの子どもの参加、父母・教職員・地域の共同 ◆第22分科会 環境・公害問題と教育 ◆第23分科会 文化創造と教育 ◆第24分科会 教育課程・教科書 ◆第25分科会 登校拒否・不登校の克服 ◆第26分科会 国民のための学校づくり ◆第27分科会 生活科・総合学習 ◆第28分科会 今日の教育改革−その焦点と課題 ◆特設分科会 子ども参加の分科会 「たんけん・はっけん・京都」 ≪教育フォーラム≫ 8月24日(日)10:00〜13:00 1 「改訂学習指導要領」で子どもと学校はどうなるの?――どの子にも豊かな学力を (京都会館 会議場) ○つめこみ教育で子どもたちは… ○「愛国心」を教えるのが「道徳」なの? ○「全国一斉学力テスト」は意味あるの? ○子どもたちにつけたい「学力」について考えよう 2 これでいいのか!青年の働かされ方――やめろ「使い捨て労働」、もっと人間らしい働き方を! (京大会館 210号室) ○エッ! 青年の2人に1人が非正規雇用? ○卒業生、青年の働かされ方を考えよう ○働く権利をどう教えていくのか考えよう ○人間らしい働き方、働くルールを確立しよう 3 貧困と格差拡大で子どもたちは――子どもの発達・学習権を守ろう! (京大会館 101号室) ○貧困と格差拡大で子どもたちにどんな影響が… ――学校選択制、統廃合、就学援助など ○進学をあきらめざるをえない 世界一高い学費! ○必要な人ほど借りることのできない奨学金 ○なぜ北欧は教育費が無償なの? 4 みんなでつくろう みんなの学校――子どもの願いを聞こう!父母・教職員とともに (ルビノ京都堀川 平安の間) ○子どもの声が大切にされる学校に ○はじめよう教育課程づくり ○「モンスターペアレント」というけれど… −父母・教職員とともにたのしい学校を 5 わたしたちのねがう特別支援教育――すべての障害児に豊かな教育を (京都アスニー ホール) ○子ども、父母、かかわる人々が障害児教育に期待するもの ○障害児教育の専門性について考えよう ○子ども、父母、教職員が力をあわせて障害児教育をすすめよう ○通常学級に在籍する特別なニーズをもつ子どもの教育を考えよう 6 考えよう 私のまちの教育 ⇒ 【 詳細は コチラ! 】 ――地方自治・教育財政のあり方は? ――地域の子は地域で育てよう (ルビノ京都堀川 加茂の間) ○これ以上やめて! 学校統廃合・地域つぶし ○地方自治・教育財政のあり方を考えよう ○子どもを守る地域のとりくみから学ぼう ○安心・安全な地域・学校とは 7 子どもの育ちと食・農業・環境 ⇒ 【 詳細は コチラ! 】 ――「食育」って何? ――考えよう日本の農業・環境問題 (コープイン京都 大会議場) ○「食育」って何? ○学校給食と地産地消 ○コンビニ弁当から見えてくる日本の食・環境 ○安全な食料と住み続けられる地球を 8 みんなで子どもがかかえている問題を考えよう――ネット・ケータイと子どもの世界 (京都教育文化センター 302) ○子どもの世界はどうなっているの? ○いじめ、不登校、非行…ネット・ケータイの光と影 ○子どもたちをはぐくむ地域・文化を考えよう ≪シンポジウム≫ 京都実行委員会企画によるシンポジウム『貧困の中の子どもたち――今、私たちになにができるか』が22日夜、全国実行委員会企画によるシンポジウム『こんな先生だったらいいな―教員免許更新制でいい先生が育つの?』が23日夜に開催されました。◇◆◇シンポジウム『貧困の中の子どもたち――今、私たちに何ができるか』 ⇒ 【 詳細は コチラ! 】 格差と貧困の社会で生きる子どもたちを真ん中にした新しい共同を模索しました。 ◇◆◇シンポジウム『こんな先生だったらいいな――教員免許更新制でいい先生が育つの?』 ⇒ 【 詳細は コチラ! 】 教員免許更新制の持つ重大問題を明らかにし、国民の立場にたった教育・学校づくりをすすめていく上で、どのような先生が求められているのか考え合いました。 【みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい−教育研究全国集会2008(京都)】 【みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい−教育研究全国集会2007(広島)】 【みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい−教育研究全国集会2006(埼玉)】 【みんなで21世紀の未来をひらく教育のつどい−教育研究全国集会2005(大阪)】 |
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